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ビジネス向けのデバイス管理サービス「Microsoft Intune」の機能やメリットを解説

公開日:2026年2月2日 最終更新日: 2026年2月2日

ビジネス向けのデバイス管理サービス「Microsoft Intune」の機能やメリットを解説
この記事でわかること

在宅ワークやサテライトなど場所を問わない働き方が普及したことで、業務データなどの社内リソースへの柔軟なアクセスが求められるようになりました。しかし、外部との接続に充分なセキュリティを満たすためには、安全なデバイスを用意したり、アクセスを制限したりと大きなコストが生じます。

Microsoft Intuneは組織内のデバイスのセキュリティを統合管理するサービスで、これらの問題解決に役立ちます。この記事では、Microsoft Intuneが持つ機能や導入するメリットを解説していきます。

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Microsoft Intuneとは

Microsoft Intuneは、組織内で扱うデバイスのセキュリティを管理するための基盤を提供するクラウドサービスです。個人ごとに任されるデバイスの設定やアプリなどを一括管理したり、組織内のリソースへのアクセスを制限したり、多様なデバイスをクラウド上で一元管理することが可能です。デバイスの使用を一括管理することで、組織が規定するセキュリティを担保できます。

対応するデバイスはPCやタブレット、スマートフォンなど幅広く、クラウド上の管理ポータルから簡単にユーザーを追加できます。また、Microsoft Entra IDやMicrosoft 365とも連携可能で、既存のID管理を活用できます。デバイスはインターネット経由で認証され、Microsoft Intuneで与えた制約の下で利用できるようになります。他にも、遠隔でデバイスをセキュリティスキャンしたり、紛失時にはロックやデータ消去をしたり、インシデントにも対応可能です。

Microsoft Intuneを導入するメリット

Microsoft Intuneを企業や団体に導入することで、次のようなメリットがあります。

一律のセキュリティレベルを低コストで実現可能

業務データを扱う上でデバイス構成や使用アプリのメンテナンスは、セキュリティを保つために重要な課題で、その台数が多くなるほど困難になりコストも高くつきます。そこで、組織内のデバイスをMicrosoft Intuneの管理下に置くことで、デバイスの設定やアクセス制御を一元管理できます。

Microsoft Intuneはデバイス情報やIDをクラウド上で管理できる機能群が揃っています。Microsoft Entra IDやMicrosoft Defenderなどのセキュリティサービスとの橋渡しを行い、ゼロトラストに基づいたデバイスの認証や脅威からの防御を担います。このような万全なクラウド基盤が整っていることで、物理サーバーや管理ソフトウェアを用意することなく、低コストで導入可能です。また、Web上の管理ポータルからデバイス管理やリモート操作などが簡単に行えるため、運用コストも抑えられます。

多様なデバイスに対応

Microsoft Intuneの管理下に置けるデバイスは幅広く、PCやタブレット、スマートフォンの各OSに対応しています。

  • Windows、macOS、Linux
  • Android、iOS、iPadOS、Chrome OS

各OSに向けてデバイスの設定や機能を制御するポリシーを定めて適用させることができ、プラットフォームの違いを吸収することができます。管理可能なデバイスは種類に依存しないため、組織内で使用している既存のデバイスを参加させることが可能です。

プライベート用デバイスとの兼用も可能

Microsoft Intuneでは、デバイスに特定のアプリとその中で扱われるデータを管理することができます。例えば、OutlookやTeams、Officeなどのアプリのインストールや更新を管理できたり、アプリ内の業務データの使用も自由に扱えないように制限を掛けることが可能です。

そのため、個人が所有するデバイスでも、許可を与えれば早急なデータ確認や一時対応が可能となります。もし、デバイスの紛失や盗難が起こったとしても、管理ポータルから簡単にデバイスをロックしたり、場所を特定したりでき、業務データを保護できる態勢が採れます。

Microsoft Intuneの機能

Microsoft Intuneは主に次のような機能を備えています。

  • デバイス管理
    • PCやスマートフォンなどの端末を有効なデバイスとして登録し、組織内へのアクセス権限を与えたり、デバイスのリモート操作が可能です。個人が所有するデバイスであっても、プライベート用のデータやアプリと切り分けてハイブリッドに運用することもできます。
  • アプリ管理
    • 業務に必要なアプリのインストールや更新を管理できます。Microsoft StoreやGoogle Play、App StoreなどのストアアプリやWebアプリを管理ポータルに登録しておき、必要とするデバイスへ適宜展開できます。
  • デバイス内のデータ保護
    • Microsoft Defender for EndpointやサードパーティのMobile Threat Defenseと連携して、デバイス内に悪意のあるプログラムや攻撃が潜んでいないかを検知し、業務データの漏洩や改ざんを防止します。
  • セキュリティポリシーの適用
    • 参加させるデバイスに対して、デバイス構成やアプリ設定などで共通の制約を課すことができます。

Microsoft Intuneの価格

Microsoft Intuneは月額制の料金体系で、基本となるプランと別途機能追加できるプランに分かれています。料金は月ごとに発生しますが、年払いとなっています。

プラン料金概要
Microsoft Intune(基本プラン)1,199円(税抜)ユーザー/月
※年間契約
Microsoft Intuneのコアな機能を備えた基本となるプラン。別途アドオンによる機能追加が可能。
Microsoft Intune プラン2599円(税抜)ユーザー/月
※年間契約
基本プランに加えて機能を追加するためのプラン。
Microsoft Intune Suite1,499円(税抜)ユーザー/月
※年間契約
基本プランに加えて機能を追加するためのプラン。

なお、これらの利用料金は2026年1月時点の情報です。詳細や最新の料金についてはAzure公式サイトの価格ページをご参考ください。

まとめ

Microsoft Intuneは組織で使用するデバイスを一元管理し、ゼロトラストに基づいた一律のセキュリティレベルを維持できるクラウドサービスです。規模に応じてスケールしやすいため、人数の増加や個人デバイスの参加にも柔軟に対応しやすいメリットがあります。小規模から始められるため、リモートワークのセキュリティに懸念がある方は検討してみてください。

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